教科書や網羅的なテキストに則って行われる一般的な高校、塾、予備校の
英文法の授業しか受けたことがない人にとっては、非常に新鮮に映ると思います。
今回視聴したのは、高3 スタンダードレベル英語＜文法編＞講師：関正生の
オリエンテーションと第1講の時制です。
授業内容の前に動画を視聴する際の注意点を書いておきます。
Web（PC）での視聴では、オリエンテーションは早送りできないようです。
オリエンテーションで、1.4倍速で聞く方法がわからずに、早送りの仕方について検索
しましたが見つかりませんでした。時間を無駄に使ってしまいました。
通常の講義の場合は、一時停止ボタンの右に再生速度のボタンがあリました。
ただし標準と1.4ｘのみですが。
AndroidアプリもWebと同じでした。
一方、iPhone、iPhodでは上部の大きなスライダーでオリエンテーションも
0.8ｘ～2ｘまで任意に設定できます。
なお、iPhodでは横画面にしないと小さすぎますが、画面が縦向きにロックされている場合は
ロック解除をする必要があります。
ロックオフの仕方
コントロールセンターを表示（画面下部から上向きにスワイプ）して
最上段の右端の鍵マークをタップします。
さて肝心の講義内容ですが、世界一わかりやすい英文法の授業（中経出版）を持っていない人、
読んだことはあるが内容を覚えていない人にとっては、ためになる授業です。
文法の説明は上記の参考書と変わらないので、既にマスターしている人は
視聴する必要ないとも言えますが、上記の参考書とは多少違いがあります。
受験サプリでは、入試問題で理解度の確認ができるようになっています。
受験生なら、テキストの問題を解いてその解説部分だけ視聴するというのもありでしょう。
関先生の授業は評判がいいので、「スタンダードレベルから一応、見ておこうか」
ぐらいの気持ちで見始めましたが、決して侮れない内容でした。
英語は偏差値80以上取ったこともあるので、それなりに勉強したつもりですが、
本質を理解せずに、効率の悪い勉強をしていたことがわかりました。
教科書的な文法知識としては、知らないことはありませんでしたが、
一般的な文法書を読んで、初めから一項目ずつ覚えていく方法では
つかむことが容易ではない、本質を示してくれています。
そして楽です。厚い文法書の内容を、忘れては覚え、忘れては覚えを繰り返して
最後までコツコツ覚えていくのと比べれば、
映像を視聴して、テキストの問題がスラスラ解けるようになるまで復習したとしても
時間的にも精神的にもかなり楽なはずです。少ない努力で大きな効果が得られそうです。
金額から考えれば、英文法の講座を受講するだけでも会員登録する価値があると思います。
このような授業を、何教科でも何講座でも1ヶ月間無料で体験できます。
更新したとしても、料金は1ヶ月に1000円たらず、1年でも1万円ちょいで
継続して受講できます。受験生としてはありがたい限りです。
自分の場合は、近くに予備校がなく、1時間近くもしくはそれ以上かけて予備校に通いました。
その時代から考えれば、自宅で、自分の都合のいい時間に受けられるというのも、
信じられないほどありがたいことです。
受験者数が減って、当時ほど競争が激しくなくなっただけでなく
教材などの環境にも恵まれている今の受験生はうらやましい限りです。
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